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ウィジェットを自分で作成してみる。その2:【38日目】WordPress1日1プラグイン

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ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。
38日目です。前回からウィジェットのお話ですが、今回はテキスト入力のウィジェットを作成してみたいと思います

サイドバーに、入力した値を表示するウィジェットを追加してみる。

まず、どこに表示するかを決めて保存します。今回は管理画面からテキストを入力
140225-0005

サイドバーに文字列が表示されました。
140225-0006

まずはfunction.phpに書いてみます。

では、function.phpに以下のコードを書きました。

//ウィジェット生成用アクションフィルタ
add_action('widgets_init', create_function('', 'return register_widget("Paka3TextWidget");'));

class Paka3TextWidget extends WP_Widget {
    //コンストラクタ:オブジェクト生成時呼び出し
    public function __construct(){
	//名前
	$name = "テキスト入力ウィジェット";
	//説明文
	$widget_ops = array( 'description' => 'テキスト入力ウィジェットはじめました' );
	//管理画面でのサイズ
        $control_ops = array( 'width' => 400, 'height' => 200 );
        parent::WP_Widget(false, $name,$widget_ops,$control_ops);
    }

    //ウィジェット:画面表示
    public function widget($args, $instance) {
        extract( $args );
        $title = apply_filters('widget_title', $instance['title']);
        $title = $title ? $before_title.$title.$after_title: "";
	echo <<<EOS
              {$before_widget}
                  {$title}
              {$after_widget}
EOS;
    }

    //更新時の処理
    public function update($new_instance, $old_instance) {
	//入力した値を更新します
	return $new_instance;
    }

    //管理画面:ウィジェット画面
    function form($instance) {
        $title = esc_attr($instance['title']);
	$f_id   = $this->get_field_id('title');
	$f_name = $this->get_field_name('title');
	$mess = _e('Title:');
        echo <<<EOS
             <p>
	      <label for="{$f_id}">{$mess}
                <input class="widefat" id="{$f_id}"
		   name="{$f_name}" type="text"
		   value="{$title}" />
	      </label>
	     </p>
EOS;

    }

}

ポイントはどこ?

今回も「WordPress ウィジェット API(WordPress Codex 日本語版)」と「Widgets API < WordPress Codex」を参考にして作っていきます。

前回は文字列の表示のみでしたが、今回はテキストを入力して更新した上で、また表示します。

  • アクションフィルタクラス構造
    今回は更新処理を追加しました。

    //ウィジェット生成用アクションフィルタ
    add_action('widgets_init', create_function('', 'return register_widget("Paka3FirstWidget");'));
    
    class Paka3FirstWidget extends WP_Widget {
        public function __construct(){
           //コンストラクタ:オブジェクト生成時呼び出し
           //初期設定
        }
    
        public function widget($args, $instance) {
            //画面表示
        }
        //更新時の処理
        public function update($new_instance, $old_instance) {
    	//入力した値を更新します
    	return $new_instance;
        }
        function form($instance) {
           //管理画面:ウィジェット画面
        }
    
    }
    
  • コンストラクタで初期設定行う際、名前説明文画面のサイズなどを設定することがか可能です。
        //コンストラクタ:オブジェクト生成時呼び出し
        public function __construct(){
    	//名前
    	$name = "テキスト入力ウィジェット";
    	//説明文
    	$widget_ops = array( 'description' => 'テキスト入力ウィジェットはじめました' );
    	//管理画面でのサイズ
            $control_ops = array( 'width' => 400, 'height' => 200 );
            parent::WP_Widget(false, $name,$widget_ops,$control_ops);
        }
  • >更新処理はそのまま入力した値を返します。
        //更新時の処理
        public function update($new_instance, $old_instance) {
    	//入力した値を更新します
    	return $new_instance;
        }
    

コードをプラグイン用のファイルにします

それではfunction.phpに書いたコードを消して、
paka3_textWedget.php」というファイルを作成し、以下のコードを記入します。

このファイルを[wp-content]>「plugins」ディレクトリに入れ、管理画面で有効にして完了です。

今回のまとめ

テキスト入力のウィジェットが確認されました。ウィジェットは意外と簡単に入出力ができますね。もうちょっとウィジェットをいじくってみようと思います。

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