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(改訂)「特定のタグ」のタイトルリストを表示するショートコードを実装してみる:【53日目】WordPress1日1プラグイン

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ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。
53日目です。今回はタグ用のショートコードで、以前書いたコードの改訂版です。

※ショートコードについての説明はこちらの記事をまず見てくださいね。

ショートコードを使って、記事に「特定のタグ」のタイトルリンクを入れる

ショートコードを使って、指定した「特定のタグ」のタイトルリンクを3件表示するようにします。また、属性を用いて、件数の変更、並び順も変えるように設定します。

ショートコードは「myTagList 」として、属性はタグ(tag)と、件数(count)、並び順(order)を数値で設定するようにします。 140311-0004タグは「+」区切りで複数指定でAND処理ができますできます。
idを入力しない場合は、最新の記事を表示します。

表示はリスト表示です。
デフォルトは3件表示の降順(投稿日の新しいものから)とします。 th_130808-0001

まずは、function.phpに書いてみます。

では、function.phpに以下のコードを書きました。

add_shortcode('myTagList','shortCode_tagList');
function shortCode_tagList($atts){
   //ショートコードに定義した値を取得&デフォルト値
   extract( shortcode_atts( array(
      'count' =>3,                  //表示数:
      'order' => 'DESC' ,           //並び順:ASC/DESC,
      'tag' => ''                  //タグ名+(&)
      ), $atts) );
   //条件定義
   $args = array(
                    'posts_per_page'=>sprintf(esc_html("%s"),$count),
                    'orderby'       =>'post_date', //投稿日
                    'order'         =>sprintf(esc_html("%s"),$order),
                    'tag'           =>sprintf(esc_html("%s"),$tag));
   $tagPost =get_posts( $args );
   //リスト表示
   $list="<ul class='mytaglist_ul'>";
   foreach($tagPost as $tag_post){
              $list.="<li class='mytaglist_li'><a href='".get_permalink($tag_post->ID)."'>".$tag_post->post_title."</a></li>";
   }
   $list.="</ul>";
   return $list;
}

ポイントはどこ?

  • 第一引数「$atts」にショートコードで指定した「属性(tagやcountやorder)」の値が入ります。shortcode_atts関数で、正当性をチェックデフォルトも設定してしまいます。 (WordPressCodex:shortcode_attsを参照
       extract( shortcode_atts( array(
          'count' =>3,                  //表示数:
          'order' => 'DESC' ,           //並び順:ASC/DESC,
          'tag' => ''                  //タグ名+(&)
          ), $atts) ); 
  • 条件定義、デフォルト値の設定を行います。
    esc_htmlを使って属性の値を、エスケープします。
    ※htmlタグの入力等許可させない。

       $args = array(
                        'posts_per_page'=>sprintf(esc_html("%s"),$count),
                        'orderby'       =>'post_date', //投稿日
                        'order'         =>sprintf(esc_html("%s"),$order),
                        'tag'           =>sprintf(esc_html("%s"),$tag)); 
  •  後は値をget_postsを使ってデータを取得しHTMLを生成します。
  • ショートコードは以下のように記入します。
    1.タグ「gitHub」がついている
    記事を新しい順に3件表示します。

    [myTagList tag=gitHub]

    2.タグ「gitHub」と「wordpress」がついている記事を新しい順に3件表示

    [myTagList tag=gitHub+wordpress]

    3.自分で値を設定する場合 count(件数)、order(並び順:asc/desc)を設定できます。
    タグ「gitHub」がついている記事を、古い順に5件表示。

    [myTagList tag=gitHub count=10 order=asc]

    ※前回の「最新記事を表示」と同様の結果が得られます。

コードをプラグイン用のファイルにします

それではfunction.phpに書いたコードを消して、 「paka3_shortCodeCategoryPostLinks.php」というファイルを作成し、以下のコードを記入します。
このファイルを[wp-content]>「plugins」ディレクトリに入れ、管理画面で有効にして完了です。

今回のまとめ

今回は、この「1日1プラグイン」を始める前に書いたコードの改訂版です。前のコードをみると、理解していないで書いたであろう部分もみれますね。でも、逆に「エスケープが必要」というものも再度確認できたと思います。

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